SEIZY'S ダイアリー (ミュージシャンによる日本壱面白くミュージシャンっぽくない日記)
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6×9=74(ろくでなし) 第6章
どうも!SEIZYです!

久しぶりにやりましょか

SEIZY自伝的ブログ小説
「6×9=74(ろくでなし) 第6章」

「バレーファイナル!」


高校バレー選手権大会で
奇跡的なミラクルプレーをしてしまった俺は当たり前のように舞い上がってました

本来団体戦であるバレーボールにおいて
今まではわりと
「差し障りなく、ソツナく」
プレーしていた「個人」
がこんなにもフューチャーされることがなかったので...

しかし、喜びに油断した者ほど隙だらけな奴はいません

次の準決勝は
1回戦2回戦よりも相手が楽な

桐蔭高校
かしこいエリート校ですわ

ここもそんなに強いチームではありません
しかし、このチームにも
「城東バレー」
は轟いていました

俺の中学時代のチームメイトから
セッターでキャプテンの○谷
裏セッターの田○
がスタメンで出ていました

だからか?勝ってきてるのは...


試合開始!

俺が「城東名物サーブ」
を打てるということは
当然あいつらも打てます
それも「2倍」です(笑)

あいつらはさすがです
俺の弱点も癖も知ってます

試合中、ネット越しに○谷が言います
「すごい試合をしたんやて?ここで返させてもらうで~」

2戦で凄い試合をした東高校バレー部は
桐蔭に2-0であっさり負けてしまいました

それも俺がかなり失点してしまいました

「あかん...昨日の友は今日の敵や
(逆や逆!)」

1度ナイスプレーをしてしまうと調子に乗って
メラメラと勝負師の血が騒ぎ出します

敵は北高でも御坊商工でもなかった
桐蔭や!
くそ~桐蔭
見てろよ~

しかしMr.高津監督は大満足だったようでした

ある日の日曜日の練習の日
俺はMr.高津に言いました

「先生 俺が卒業するときにサントリーに推薦してくれ!」

サントリーというのは
実業団バレーチームであり、俺が好きやったチームであります
当時はあまり強くもなく、
でもファンが熱狂的で
いわば阪神タイガースのバレー版みたいなもんでした
今はバレーもサッカーもプロリーグになってますが
当時は企業内の実業団チームでした
新日鉄
富士フィルム
サントリー
ユニチカ
いろいろありました

今までバレーに関して
前向きになったことなどなかった俺の初めての
ビックリ発言でした

「おぅっ!技術はいけるやろけどな、
背が足らん!
最低セッターでも185はいるぞ
卒業までにあと15は伸ばせや!毎日牛乳飲め!牛乳」

俺の背はこの時点で
170センチ足らずぐらい
「15センチ...無理や
すでにタバコは吸うし(笑)
ミルクは飲めない
あ~やっぱり俺はバレーには向いてないらしい」

中学から監督には事あるごとに
「牛乳飲め!牛乳飲め!」
と言われ続けましたが
俺は牛乳が飲めません
あの飲み物のくせに
「白」という色彩がダメでした
ミルクコーヒーは飲めますが...

Mr.高津のその言葉を聞いて、なんか自分の頭の中にあるレジが開いたように吹っ切れました

「このまま続けても背が伸びるか?
伸びるかも知れんけど
それは「かも」や
伸びんかったらその時はなにをする?
よし!俺はここでバレーを辞める!」

...あら?
という感じに
あまりにも安易なきっかけでバレーを辞める方向へ進み出しました

4年間続けたバレーボール
好きだったのか嫌いだったのか
それもわからない
でも思えば楽しかった
東高校に初の優勝をもたらしたかったのはあるけど...
でもこんな俺も
実業団でも技術はいけると言われただけでも
よくやったじゃないか!
この4年間してきた努力、忍耐力を
ホントの夢だった
「音楽」にぶつけよう
最初から、昔からそれがしたかったんやから...
なんも悩むことはないはずや

俺はこんなとこでボールを触ってる男やない!

いつかこの日がくるはずやったやないか

しかし、今まで何事にも
ケツを割ったことがあまりない俺には一大決心のうえ
どうやって辞めればいいのかわかりませんでした

さあどうする?
先生に辞めたいといえば
アカンといわれるやろな~
それでも辞めると突っ張れるか?

...どうしよう

必要とされれば断れない性格は
誰よりも知ってる俺でした


さて次回は

「唄を思い出したスポーツマン」
です!お楽しみに!


SEIZY談
いやあ~
先生のひとことで普通ならやる気に火がつくどころか
いとも簡単に辞めようと思いましたね~(笑)
やる気になって無理とわかったら即ヤメ!
なんかあきらめが早いぞ
とも思いますが
ついにこの日がきたか
って感じでした

そこまでやってきて技術をつけて後は身体上の努力
もともと背の低かった俺には「背を伸ばす」ことはかなり高いハードルでした
こればっかりは練習や努力で保証されるもんではない
辞めろ!とかよりも
実業団に行きたい!とやる気になった瞬間にわかりやすく辞める理由に辿り着いてしまったのでした

俺が初めて物事を
「あきらめた」
出来事でした
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