SEIZY'S ダイアリー (ミュージシャンによる日本壱面白くミュージシャンっぽくない日記)
どうも!SEIZYです! 「シンガー」っぽくない「人間」まるだしのブログをよろしく!
デモテープのはなし

どうも!SEIZYです!

今日は昨日チョロっと書いたデモテープのはなしをします

SEIZYブログならでは!って感じで
長いです 頑張ってついてきてくださいね(笑)


デモテープはミュージシャンの楽曲を録ったサンプル
ちょっとした看板であり、名刺代わりになるとても重要な大切なものです
本格的な活動をしてるミュージシャンなら必ずデモテープは持ってます
まぁいまはデモCDなんですがね(笑)

出演したいライブハウスやイベントに問い合わしたら必ず100%
「デモテープを送って」と言われます

ところがデモテープにおさめるのはだいたい1~2曲
この1~2曲で自分の全てをアピールしなければいけません
無理なはなしです
だから自己PRってのを添えて
○○賞受賞とかいろいろ書くわけです
あいつら「ブランド」が好きな超ミーハーやから
テープがまずくてもこんなので「おぉっ」となったりします

だからデモテープというのは最初に書いたように大切なものであって、そんなに効果がなく、大切ではないものです

そんな大して効果のないデモテープを作るのにもかなりの労力と時間、お金もかかります
送る先がライブハウスなのかライブイベントなのかコンテストなのかで送る録音状態も違ってきます

一般的に好まれるのがスタジオ録音
いわゆる「レコーディング形式」というやつです
送る先によってはこの「いい音質」でないとイントロだけ聴いてポイッてのが多いです
コンテストなんかはほとんどがこれ
「腐った音質なんか問題外!」です

でも、これを作るには
スタジオ借りきってエンジニア(音響してくれる人ね)のお金、メンバーのスケジュールと
1曲録るだけでもウン万円、演奏がヘタなバンドだったりしたら1週間くらいはかかります
そのスタジオ代も録音代も全部自費
ただ、何度も部分部分のやり直しができます
「イントロのギターだけずれてたんでそこだけ弾いて下さい」とかで後はパーツを繋げるだけ
ひとりしかいないギターも何本も重ねられます 音に厚みが出ますね
歌も半音ずれてても歌い直さずにコンピューターで直す処理ができます
だから仕上がりはちょっとしたプロ並みに仕上がります
わかりやすく言えば撮った写真をアプリで目を変え口を変え・・・です

でもこれはいわばニセモノですよね
実質、音源よりもヘタな演奏しかできないんやから
でもこんなのが好まれるんです

その他、一発録り
これはスタジオとかでせーのでみんなで演奏して録音する上級者がよくやるデモテープがあります
これは失敗はゆるされません
ひとり間違ったらもう一度みんなでやり直しです

あとは一番安く済むのがライブ録音
お客のノリやライブの実力も演奏力も伝わりやすいのでそのミュージシャンの現在の力を一番表している音源となります


・・・が!


これはライブハウスくらいにしか効果がないんです

ライブハウスは一組でも多く出してあげたいという気持ちでデモテープを聴いてくれます
○○賞受賞とかの肩書きもいりません
下手なら上手い人とブッキングして勉強させてやろう
デモテープに前向きなんですね
まぁ全てのライブハウスがこうとは限りませんが・・・ (後述)

しかし、コンテストやイベントは
「審査」です
「聴いてやる」
「気に入ったもんだけを取る」
そんな姿勢なので雑音だらけのライブ録音など「ふん ライブで録っただけか」と聴いてもくれません

こんなデモテープ制度
ホンマに必要なんでしょうか?
コンテストはエントリーが多いから無理かもやけど
昨日ゆうたみたいなイベントや!イベント!
本気で探す気があるんなら面接やって
意欲や自己PR聞いて何曲かツラツラっとやりゃあだいたいのことはわかります

一体イベンターが何聴いて決めてるか?
ってこと
コブクロの好きなイベンターがヘビメタ聴いてええと思うか?
全てのジャンルを公平に聴けて公平に審査できる
そんなん素人にはムリ
そもそもイベントにデモテープなんて必要ない!
どうせイベント自体発展途上なんやから


ミュージシャンは心血を注いでデモを作ります

これがミュージシャンの第1歩だからです
デモがないと何も始まらないからです


俺の場合、審査を伴うものには極力デモテープを使用しません
こっちから願い下げってことです

昨日書いたように
SEIZYのライブ感はデモテープでは100%表現できないし、聴くほうもそれを予想できないからです


昔は俺もデモを送りまくってた頃がありました
はじめは誰でもそうしなければいけませんからね
大阪のあるライブハウスが俺をテープ審査で落としました
(大阪のイベンターさんの紹介で送ったんですがね~)
後日そこでライブイベントがあって
主催者が俺を呼んでくれました
ライブハウスと主催者は関係ないからね
俺、そこで他のミュージシャンのお客をも巻き込んで「ものすごいライブ」ってのをやったったんです
自分でも上出来くらいライブは大成功
お客も大喜び!SEIZY CLUBの入会数も未だにその日のライブが最高数です
ライブ後 ハウスオーナーから
「SEIZYさん最高です こんなライブをするミュージシャンはそうそういない
どこで出てるんですか?」
「テハンノ、イエジャケです」
「是非うちにもまた来て下さいよ」
と言われました (勝ったね!)
以前、俺を落としたことなど覚えてませんでした

こんなもんなんです
デモテープなんかそんなに力を発揮するもんじゃあありません
ライブ一発やったらわかることなんです

デモ聴きまくってるであろうハウスのオーナーでさえこんな体たらくなんです


でもね、でもね
デモテープ 悔しいけどこれはミュージシャンにとってとても大切ななくてはならないものなんです


イベンター
ホンマにええイベントにしたかったら
たかが数組選ぶのに机の上でやらんと
いろんなイベントやライブに足を運んで「コイツや」と思ったミュージシャンに自分で交渉くらいせえよ

今一度言う!

ミュージシャンはイベントの使い走りやない!


ミュージシャンに高い負担させて手間かけさせて
結果「やらしといたら機嫌ええやろ」
みたいな扱いでちょこっとスペース作ってお茶濁す は許せへんよ!


長らく読んでいただき、サンキュー!でした!
昨日、今日とイカったことで
往年の「SEIZYブログ復活!」てな感じになっちゃいましたね(笑)
断っときますが俺のブログに書くことは
俺の長い長い経験から身をもって学んだ事実です
一切の脚色もしていません
そのことの「俺の見解」です
音楽界の裏側を少しでも知ってもらえればこれ幸い!であります
一概にそうとは言えないよという反論もあると思います
でも、これが現実、実際に多くあるということをご了承ください

「これってどういうことなん?」
という質問も大歓迎です
遠慮なくどうぞ

一本のデモテープよりもまだまだコネがものを言うのが音楽界にはあります
だから実力のあるたくさんのミュージシャンが陽を浴びず、
どっから有名になってん?
というわけのわからん若手がヒョイッと出てきては使い捨てのように知らん間に消えていく
日本の音楽が輝かないわけです


次は「音響」について書きます
どうぞよろしく!です!



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コメント
この記事へのコメント
回答編
うん 華やかな世界だけに
??の部分も多いよ
自分の好きな世界やから余計に腹立つね(笑)
2017/04/18(火) 03:27:57 | URL | SEIZY #l9XPUgGc[ 編集]
やっぱりライブ
身をもって体験したからこそ
説得力あるわ‼️
2017/04/11(火) 14:23:20 | URL | やーくん #QlJO7Vec[ 編集]
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