SEIZY'S ダイアリー (ミュージシャンによる日本壱面白くミュージシャンっぽくない日記)
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歌を忘れたスポーツマン 第3章
どうも!SEIZYです!

SEIZY自伝的ブログ
第2部

歌を忘れたスポーツマン編

「第3章 汗と泪と男と女 その2」

初めは約30人からいたはずの1年生部員も
「坊主宣告」と
「キツい練習」で
ソッコーで約半分になりました

悩みに悩んだ
せいじ少年の出した答えは

「坊主は死ぬほどイヤ
でも、このまま辞めて『根性なし』と3年間言われるのはもっとイヤ」

「どこまでやれるかわからんけどやれるとこまでやってみる!」

でした

そしてその週末に
床屋へ行き、
生まれて初めて頭に
「バリカン」を入れてもらいました
床屋の人も小学生の頃
長い髪で歌う少年を知ってましたんで
「ホンマにええん?」
と聞いてました
自慢のストレートヘアーがパラパラ落ちるのがわかります
ずっと目をつぶってました

目を開けて
鏡の中の今まで見たこともない自分に愕然としたのが今でも忘れられません

床屋からの帰り道
なぜか涙が止まりませんでした

今が1番辞めやすい
ここで辞めんかったら
よけい辞めにくくなるのはわかってる...

まだ自問自答しながらも
自分の人生が
全く違う方向に向かいだしたのを悟りました

ギターの壁も乗り越えてないまま
現実の壁にもぶち当たった気分でした

「たかがクラブで」
と思うでしょうが
中学に入って360度違う方向に行ったことは
今まで「のほほん」と
歌を歌って過ごして歌手になろうとしてた少年にとっては一大事であり
大層なものでした
ただ友達と勢いだけで入ったクラブ
「やりたいクラブ」
でなかったのが
大きかったんです

やりたかったんやない
やらされたんでもない
でもやりかけている
自分の意志はどこにある?
頭も坊主にしてしまった
これでいいのか?
正解なのか?
よかったのか?

そんなこんなで
戸惑いながらも
少年のスポーツマン期が始まりました

しかし、半分嫌々始めたバレーでも
持ち前の頑張りと根性で
(自分で言うな!)
数々の武勇伝を残すことを少年はまだ予想もしてませんでした

さてさて
いつものように
体育館では放課後から9時すぎ頃まで
地獄のような練習が繰り広げられてました
9時すぎまで練習するのは
野球部とバレー部だけです
剣道部は朝練がキツいのと
バレー部と体育館使用を交代するために5時頃までです
この3つの部は
どれも全国大会常連の強い部でした

さて、バレー部はというと
放課後、体育館が使えるようになる
5時まで休める訳もなく
体育館でのホンマの練習
(ボールを触るまで)の前に
「アップ」という
体を暖める
「練習のための練習」
があります
これがアホみたいな
ヘビーさで
マラソン校外5周
腕立て100
腹筋100
背筋100
懸垂20を3セット
という
「体が暖まるどころか潰れてまうわ!」
というものを毎日します
アップやなしに
ただの筋トレです(笑)
これだけでかなりの筋肉痛になります

そして半ばフラフラガクガクになりながら体育館にて本練習のスタートです
剣道部が毎回
今にも死にそうな形相で体育館を出ていきます

1年生はネットを張って
モップをかけて練習の準備をします

ボールを触っての練習も
スパルタ中のスパルタ
はとどまることを知りません

レシーブミスでビンタ
スパイクミスでビンタ
とにかくミスで
ビンタ、ビンタ、ビンタ...
たまに選手同士ビンタさせる
仲間を殴りたくなければミスをするな!
ということですね
(ムチャクチャです)

女子は足を蹴られまくります
最低10回は蹴られます
ももの正面を前蹴りです
足がにえてない子はいませんでした
全員足が青いんです
女子は毎回必ず何人かは泣いてました
でも当然泣いても許してくれません
余計にやられます

そして信じられないことに
水を飲むことは練習が終わるまで許されません
水分を採りなさい!
を推奨している現代では考えられませんね

たまに
「トイレ行ってきます」
と言って隠れて水を飲んでくる
セコいことをしても
帰ってきたらチェックされます(笑)
唇が濡れていたら
罰として校外10周です(笑)

こんな感じのステキな(笑)
クラブ活動が毎日続きました

とにかく休む、座る間はありません
球拾いの俺たちも
順番に腕だけで
「綱のぼり」です

ちょっとバレーの
基本フォームを教えてもらうだけで
あとは見よう見まねと
実践練習で覚えていきます

普通 日曜日は休みやから学生にとっては嬉しいものなんですが
我がバレー部は朝から晩まで練習ですから
ありがた迷惑でした
夏休みなんて思い出したくもありません(笑)

授業がまるでパラダイス(笑)

そんなバレー部も
3年が全国大会にて2回戦で負けて引退
新人戦に備えての新メンバー選出
1年からは15人中4~5人が背番号をもらえます

名門チームのベンチに入る名誉を獲得するために
部内は緊迫した雰囲気に包まれるのでした

ここまで厳しい練習に耐えてきた部員たちは
背番号を貰わな損!
と誰もが思うのです

短期間で無意識のうちに
1年部員の精神力はそれほどまでに強靭に鍛えられていました

........つづく


さて次回は
「新人戦のメンバー発表」
です お楽しみに!


SEIZY談
いやぁ~
思い出しながら書いてても
痛々しい、苦しかった
が蘇ってきて自分が可哀想に思えてきます(笑)
この小説に出てくるバレー部の練習の厳しさや出来事はなんの脚色もしてません
ありのまま、この通りです
もしチームメイトがこのブログを読んだとしたら
「そうそう!しんどかったなぁ~」
と遠くを見つめて
目を潤ますでしょう(笑)
こんなスパルタクラブ
今あったら大問題やろなぁ~
とにかくよくぶたれたな~
俺 3年の時に
1回数えてやろうと思ってね(笑)
最高1日で57回
ビンタされました
たまにグーもありますから...
ボクシング部より殴られてるよ(笑)
帰り道にやっぱりいろいろ考えるんよ
「なんでこんなことしてるんやろ?」
「なんのためになるんやろ?」
って
でも疲れてるのが勝ってるから
答えも出ずに寝ちゃうんよ
んで明くる日また練習してるみたいな(笑)
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